オフグリッドシステムにてEV車を充電
- お客様
- 富山県 N工務店様
- システム状況
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- 太陽光発電容量 10.7kW
- 蓄電池容量 10.75kWh+EV車40kWh
- 利用状況
- EV車充電
「EV車で電力の自給自足を」コンセプトに導入
太陽光と蓄電池、EV車で電力の自給自足をコンセプトに、モデルハウスへオフグリッドシステムを構築。
太陽光の発電電力を定置型蓄電池とEV車へ充電し、夜間は蓄電池から電力を供給しています。
また必要に応じて、EV車からも電力供給を行います。
系統連系しない太陽光発電とV2H(V2X)での電力自給自足には、まだ技術的な課題がありますが、先進的な取り組みとなっています。
系統連系用パワーコンディショナーで稼働できないV2H機器を稼働させる
今回の事例は、すでに一般的な系統連系型(余剰売電)太陽光発電とV2H機器が先行して設置されている中、
電力引き込みをせず自給自足の電力を目指すことになりました。
しかしながら一般的な系統連系型太陽光発電のパワーコンディショナは電力会社と系統連系することを前提しているため動きません。
V2H機器も同様です。 また、EV車が外出してしまうと電力の供給ができなくなります。
そこで今回は、オフグリッドシステムで「模擬系統、定置型蓄電池」を作り、
パワーコンディショナとV2H機器を稼働させる方法を模索しました。
当初からオフグリッドシステムで太陽光発電を構成し、EV車への充電を行う形であればシンプルな機器構成が可能です。
系統連系しない太陽光発電(オフグリッドシステム)でEV車へ充電させる場合は事前にご相談をください。
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模擬系統の役割を持つ定置型蓄電池
DIYでの設備検討をされている方に向け、ご相談を受け付けています。
お気軽にご相談ください。